オートミールは豊富な栄養と食物繊維で一気に健康食品としての知名度を獲得しましたね。
私も健康効果を期待して3年位前から毎日のように食べています。
しかし、オートミールにはあまり知られていない大きな欠点があります。
それは亜鉛不足になるのことです。
前回の記事には書ききれなかったというか、知らなかったので書かれていません、すいません。
亜鉛不足になると、貧血や口内炎、味覚障害、発育障害、骨粗鬆症になる可能性があります。意外と怖いですね。
今回はそんな怖いオートミールと亜鉛不足の関係と対策を解説していきます。
オートミールと亜鉛不足の関係
オートミールが亜鉛不足を引き起こす原因には大きく分けて2つあります。
1大量の食物繊維
オートミールは言わずと知れた食物繊維モンスターです。その量は白米の20倍ほどあります。
本来はこの食物繊維が健康効果を発揮してくれるのですが、同時に亜鉛不足を引き起こします。
というのも、食物繊維自体が亜鉛の吸収を邪魔するからです。
いやー困ったものですね。
私は毎日オートミール60グラムに、食物繊維の粉(イヌリン)まで飲んでますから、亜鉛不足確定です。
2フィチン酸
亜鉛に含まれる栄養素の一つです。動脈硬化を抑制したりと健康効果もあるのですが、この栄養素も亜鉛の吸収を邪魔します。
ちなみに鉄分の吸収も邪魔するので、すでに貧血でお悩みの方は気をつけたほうがいいですね。
その他のオートミールの欠点
亜鉛とは関係ありませんが、その他にも欠点があるので軽く触れておきます。
特定のビタミンが少なくなる。
オートミールにはビタミンA,C,D,Kがあまり含まれていません。
なので他の食品と組み合わせる必要があります。
人参、レバー(ビタミンA)もやし(ビタミンC)しいたけ(ビタミンD)納豆(ビタミンK)あたりを食べるのがおすすめです。
脂質が不足する
メリットでありデメリットですね。
脂質はカロリーが多く肥満の原因になりますが、不足すると疲労感や脳出血のリスクが高まります。
青魚やオリーブ油などから良質の油を摂ることをおすすめします。
食物繊維多すぎ問題
食物繊維が多すぎるので中には消化不良やお腹の張り、ガスの増加が起こります。
一旦、オートミールの量を減らし、少しずつ増やしていくとお腹が慣れて食お腹の症状が落ち着いていきます。
ちなみにオートミールを減らしたら水分量を増やすことをおすすめします。
水分で膨らんで少ない量で満足感が得られやすいです。
とにかくまずい
食べたことある人なら皆さんわかりますよね。まずいです。
これは工夫次第でどうにでもなります。
私はカレー味にすることで風味を良くして食べています。
カレー粉には強い抗酸化作用があるのでより健康的です。
オートミールによる亜鉛不足の解決策
亜鉛の多い食品と組み合わせる
足りないのなら補えばいいの精神です。そもそもオートミールにはそれなりに亜鉛が含まれているので、更に亜鉛の多い食品を食べれば、解決しやすいです。
レバー、牡蠣、牛肉、切り干し大根などです。
この対策の欠点はコストが掛かることです。レバーはともかく毎日牛肉や牡蠣を食べるのは食費が心配になります。
オートミールから別の食品に切り替える
食物繊維やビタミン・ミネラルが多い食品は何もオートミールだけではありません。ジャガイモやサツマイモもかなり優秀な食品です。
しかし、オートミールの保存性や手軽さは捨てがたいので、私は今でもオートミールのままです。
サプリメントで補う
亜鉛のサプリメントはコンビニでも置いてあるくらいメジャーで手を出しやすいです。
亜鉛は運動やストレスでも不足するミネラルなので、私は結局サプリで補うのが1番だという結論に達しました。
私は毎日のルーティンに亜鉛サプリを飲むタイミングがあるくらい亜鉛サプリが気に入っています。
しかし亜鉛サプリには注意点もあります。
亜鉛サプリの選び方
亜鉛は足りなくなると怖いと同時に過剰摂取も怖いです。
亜鉛の過剰摂取は銅の吸収も阻害します。
銅不足も貧血や神経障害などの症状を引き起こします。
なので、量の多すぎる亜鉛サプリの毎日摂取は注意が必要です。
1日30mg位をサプリで取れば上限を超えずに済むので、おすすめします。
まとめ
今回はオートミールと亜鉛不足の関係について解説しました。
自分でも生地を書いていて、フィチン酸について学べました。栄養の吸収阻害をする反面、動脈硬化を抑えてくれるのはありがたい効果です。
なのでフィチン酸を気にせず、今後もオートミールを食べながら亜鉛サプリを飲んでいきたいと思います。
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