はじめに
以前にGarminのvivoactive5を購入しました。そんでもって仕事でもつけてほぼ24時間のヘルスチェックをしたいなと思って、仕事中は上腕につけたいなーと思い、実践を始めました。
ちなみにこやつです。
そして、始めるときの記事がこちらです。

そんで、そんなことを5ヶ月くらい続けたし、効果を実感したので記事にしていいこうと思います。
結果から言うと、ストレスレベルとボディーバッテリー機能が最高だったという、タイトル通りの結果です。
そのおかげで仕事の能率が上がったり、体力の効率的な使い方ができるようになったりと数々のベネフィットがありました。他のスマートウォッチとは一線を画します。
ということで、それではレビューしていきます。
健康管理に役立った機能
ストレスチェック
ストレスチェック機能は心拍数や心拍変動の変化を独自のアルゴリズムで計算して図っているようです。
確かに、寝起きは低くて少しずつストレスレベルが上がっていきます。
自分の場合には仕事が忙しいタイミングや子どもが駄々をこねたときに上がる傾向がありますね。
この辺は概ね実感値と合っています。
それ以外にもたばこ臭いところに行ったときや車の運転中も上がったりします。うーん、すごい。
で、こんな風に振り返るだけじゃなくてストレスアラート機能があるので、急激にストレスレベルが上がるとお知らせしてくれます。
わたしはこのアラート機能がとても気に入りました。
というのも、この機能を使い始めてから仕事の特定のタイミングでストレスアラートが鳴りまくります。鳴るというかバイブレーションで教えてくれます。
そこで気がつくと視野が狭窄していたり、呼吸が速くなっていたりするんですよ。
このコンディションだと体力の消耗も激しいし、仕事の能率も対して高くないし、ミスも起こりやすいです。
なので、深呼吸したり意識的に呼吸をゆっくりにしたりしてコンディションを整えます。
これを繰り返していたら、いつの間にかクセになっていたのか、ストレスアラートが鳴ることはほとんどなくなり、仕事の能率も少し上がったように感じます、¥。
いやーありがたい。
ボディーバッテリー機能
これは体力を管理してくれる機能です。5から100までの数値で体力を視覚化してくれます。100が満タンで何もしなくても少しづつ減っていきます。
ストレスが高かったり運動したりすると減りが早くなり、睡眠や休息で回復します。
睡眠の質によっても回復度合いが違います。
この機能のすごいところは、自分の体力を客観的に視覚化してくれることです。
というのも人間は元気なつもりでいても、疲れていることは普通にあります。
前回のブログでも本を紹介しましたが、疲労は簡単にマスキングされるんです。
なので、今日は元気だから頑張るぞーとか思ってても昼過ぎからやる気なくなって疲れて集中力も切れたりすることがあるんですね。
わたしは特に自分の体力を自覚するのが下手くそな自覚があるんです。なにせ発達障害なんで。
なので、この機能はかなり助かります。
例えば「今日はなんか元気でやる気がみなぎるぞー」という日でもボディバッテリーの数値が46の日とかもありました。
「何かの誤差かなー」とか思ってたら午前10時くらいから体が重くなってきて眠くなったので、間違ってたのは自分だと思い知らされました。
わたしは自分の実感ではなくてボディーバッテリーの数値を信用すうるようにしています。
朝の数値が80台ならかなり頑張れる良いコンディションだけど、50台は省エネモードで生活しています。
お陰で、うまく体力管理ができるようになって生活が改善しました。
この機能を使う前は年に数回、コンテスト後のビルダー並みに萎れてる日が数週間続いたことがあるので泣
(ちなみにASDにはよくあることだって主治医が教えてくれました。)
睡眠スコア
睡眠の記録もかなりいいです。ちなみにこの睡眠スコアが1番ボディバッテリーの回復に影響しています。
睡眠スコアは睡眠の経過を記録して点数化してくれます。深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠、覚醒の4段階です。
睡眠の質って実はかなり客観的に評価するのが難しいんです。目覚めが悪くても質の高い睡眠が取れてたり、逆にスッキリ起きられても睡眠の質が低いことがあります。
こういう客観的な評価をしてくれると、睡眠の改善に繋がります。
わたしの場合、寝る前の食事、カフェインのとりすぎ、運動量の少なさが睡眠の質を下げます。
なので寝る前の食事を2時間前に終わらせれれる(かつ、寝る前にお腹がすかない)ように調整したり、コーヒーを飲む量とタイミングに注意したり、運動を意識的に増やしたりするようにしました。
ヤミクモに睡眠本で書かれていることを試すより、実際の数値をフィードバックされる方がよっぽど効果的で効率的でした。
運動管理に役立った機能
ランニング
Garminと言ったらランニングというイメージがあるスマートウォッチですが、アプリも優秀です。
特に心拍数も正確だし、アプリも使いやすいです。それからタッチパネルだけじゃなくて物理ボタンがあるのでランニング中でも操作しやすいのはありがたいです。
それからランニング中の心拍数から運動の強度やVO2MAXを測定してくれるのも嬉しい。
HIIT機能
安価なスマートウォッチではHIITの心拍数を計測できないんです。
以前使っていたFITBITやMIFITは何故か急上昇する心拍数を正確に測れず、実測値が180くらいでもスマートウォッチでは140とかでした。
なので正確に測れるHIITの機能というだけで素晴らしいです。
デフォルトでタバタが入っている他に、自分でもメニューを作れるのが素晴らしいです。
筋トレ機能
筋トレ機能は筋トレの強度や部位を自動的に計測してくれます。
センサーが良いからか、勝手にフロントプレスとか記録してくれるのにはブック利しました。
ちなみにたまに間違えます。ジャンピングジャックを縄跳びとか。
それから重量はウォッチ本体から手入力しなくてはならないのでめんどくさいです。
画面が小さいので。スマホで入力するようになってほしいなー。
リカバリー時間
運動による負荷に対する回復時間を計算してくれます。
大体HIITをやると72時間とかになります。
まあHIITをやった翌日とか翌々日にHIITやる気にはなれないので、表示されなくても大丈夫な気もします。
それから回復の目安になるのですが、時間内でも軽い運動は気にせずするようにしています。
その他役立った機能
アラーム機能
スマートウォッチなら何でもついてますが、アラーム機能はかなりおすすめです。
音じゃなくて振動で起こしてくれるので。
うちは子どもも妻も起きる時間が違うので他の家族を起こさずに起床できます。
それから音で起きるとなんか「ビクッ」ってするじゃないですか?それがないので穏やかに目覚められて良いですね。
1人の寝室だったら光の目覚ましを導入したいところですが。
瞑想機能
瞑想のタイマーが付いているんですが、これもありがたいです。
今までは瞑想をアプリのタイマーでしていたんですが、スマートウォッチのタイマーにすると記録をしてくれるので呼吸数や心拍数をモニタリングしてくれます。
それからイヤホンやスピーカーをブルートゥースで接続するとガイド音声や自然音などが聞けます。
特に、今までは使っていなかったんですがガイド音声が意外と没入感あって気に入っています。
通知機能
スマホの通知をスマートウォッチにも表示してくれる機能です。
まあ、他のスマートウォッチにもついている機能ですが、アプリが対応していないと通知が表示されなかったりします。
Garminは対応していないアプリはないので自分が通知を表示したいアプリを選択できます。
わたしはGOOGLEのTodoメモというアプリを通知させています。
するとタスクの30分前にスマートウォッチに通知が届くので、タスクを忘れたりしないですみます。
それから気の進まないタスクも通知で表示されるとなぜか取りかかれてしまうので、そういう利用の仕方もしています。
他のスマートウォッチと比較して
バッテリー
バッテリー持ちはかなりいい部類だと思います。私はすべての機能をフル仕様てるので、1番バッテリーの持ちは悪い状態ですが、1日で100から80%台になる程度です。
流石にナビ機能を常時オンにはしてませんけどね。
充電は入浴中の30分程度だけです。それで満タンになります。なのでわたしの使い方でも2、3日充電忘れても大丈夫ってことですね。
アプリの使いやすさ
ネットでは結構アプリの操作性が話題になってますね。
確かに操作感は他のスマートウォッチに比べて独特ではあるし、アップル製品みたいな直感的な操作でもないです。
ただ操作自体はシンプルなので、使っていればすぐ慣れるっていうところです。
実際に私は操作について検索することもなくただいじってるだけで2週間後には使いこなしてました。
装着感
デザインはシンプルでシーンや服装を選ぶことはないですね。
サイズも大きすぎず、邪魔にならない。かといって視認性にも問題なし。ジャストな大きさに感じます。
それからセンサーのあたっている場所なんですけど、接地面積が広いからか、他のスマートウォッチよりも痒くなったり圧迫感を感じたりすることはないです。
装着時間が長いスマートウォッチだからこそ、そのへんは重要になってきますね。なにせ、寝てるときにもつけるんですから。
ちなみに、このGarminvivoactive5がわたしが使ってきたスマートウォッチで最大サイズですが、1番邪魔に感じないです。寝ているときにさえ気にならないです。不思議。
その他、気になるところ
基本的には概ね満足しているし、お値段以上のベネフィットがあるのですが、気になる点を少し上げていきます。
側面の質感が少しチープ
正面からのフォルムは問題なし。むしろかなり美的な印象ですが、側面が少し残念。

まあわたしは実用性重視なので、このプラスチックでもそれほど気にはしていませんが。物理ボタンの色を統一してくれれば、少しプラ感薄れてくれたんじゃないかなーなんでライトグレーでアクセント入れてくれたのかなーと疑問を持ってしまいました。
睡眠時とヘルスナップ計測時以外の心拍変動がモニタリングできない
心拍変動は結構気にはなるので常時モニタリングできるといいなーと思ってはいるんですが、寝ているときの数値だけでも充分な指標ではあるので気にはしていないです。
Garmin vivoactive5はこんな人におすすめ
健康意識が高い人
Garminはストレスレベル、睡眠スコアという重要かつ自覚しにくいものを見える化してくれる最高のパートナーです。そしてストレス、睡眠はどちらも健康に関して重要な要素なので、健康意識の高い人は使ってみて損はないどころかベネフィットかなりあります。
発達障害の人
まあ、わたしなんですけれどね笑 ASDやADHDの人はストレスや疲労を自覚しにくいし、そのせいで無意識のうちに睡眠の質が悪くなります。というか、ストレスと疲労で生活が破綻して精神がぶっ壊れます、そうわたしのようにね!
なので、わかりやすく数値化すると自分の生活リズムと習慣を整えることができます。
頑張りすぎる性格の人
完璧主義だったり、頼まれ事を断れない人にもおすすめです。
自分にかかっているストレス、疲労を見える化することで、仕事や趣味との折り合いをつけましょう。
わたしも筋トレやHIITをを頑張りすぎていた時期もありましたけど、やっぱりやりすぎは逆効果です。
運動を習慣にしたい人、している人。
健康管理レベルの運動をモニタリングするには充分すぎるスペックがあるし、充電も長持ちして、デザインも服装や生活を邪魔しません。スマートウォッチを取り入れるなら、vivoactive5で不満はないと思います。
あまりおすすめできない人
アスリートレベルの人
同じくらいの値段でランニング向けのシリーズFORERUNNNERがあるのでそちらが良いと思います。
もしくはもっと高い10万円超えのスマートウォッチに手を出したほうが損をしないと思います。
まとめ
わたしにとってGarminのvivoactive5は、「自分でも気づきにくい身体の変化を教えてくれる最高のパートナー」 でした。買ってみてとても良かったです。
今ではvivoactive6が出ているみたいですが。
健康管理の見える化に興味のある方はぜひ、試してみてください。
それでは。
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